2017年6月30日金曜日

小麦の干し草ができました。

ジャスティスたちの大好物の一つに小麦若葉があります。自家製小麦若葉はいつでも人気でしたが、とくに病気になると、これ以外の草は食べなくなることが多いので、小麦は我が家の常備菜です。冬の間は、外だと芽が出ないので、ジャスティスの窓枠菜園でジャスティスと双子たちのために育てていたものが、あまりにボーボーになったので、しかたなく刈り取って干し草にすることにしました。

こちら、窓枠菜園。カスタードやヨーグルトの空きパックがちょうどいい大きさなので鉢にしています。





ベランダに干すと風に吹き飛ばされるので、日当りのいい室内で干します。





こちらができあがり。手前に少しだけ入っている枝っぽいのはアルファルファです。





これは、窓枠菜園で小麦若葉を食べる在りし日のフリーダム。(4月26日撮影)


2017年6月27日火曜日

ペット飼料屋さんの看板猫

ここは日本の感覚でいったら、田舎以外の何物でもありませんが、オーストラリアでは、地方都市のビジネス街に分類されるところなので、町中くまなく探してもペットショップが一軒もありません。もちろん、家畜の飼料屋さんもありません。そこで、ふだんは、ペット飼料を配達している店舗のないペットフード屋さんにメールで牧草やペレットの配達をお願いしています。

というと、まるでオンラインショップの通信販売のようですが、そのお店には、ウェブサイトもなければ、紙のカタログもありません。モルモットのフードのほかに犬猫のフードも売っているようなのですが、実際のところ、何を売っているのか、私も知りません。いったい、ほかの人がどうやってそのペットフード屋さんを見つけるのかは大きな謎です。オーストラリアには、時々、考えられないような商売が存在します。。。ちなみに、私はモルモットのレスキュー団体にそのお店の存在を教えてもらいました。

通常、使うペットフードはそこから配達してもらうのですが、いつもと違うものが欲しい時は、(人の)車で近隣の町のペットショップか家畜の飼料屋さんへ出かけます。昨日は、ペット(馬を含む)の飼料屋さんへ、アルファルファの牧草を買いに行ってきました。

そこには常勤の看板猫ちゃんがいます。レジの監督がお仕事らしく、いつもカウンターにいます。昨日は、レジの上に座ってました。




こちらは、店内通路で休憩中の方。通路はいつもは無猫なので、おそらく非常勤なのではないかと。( ´艸`)




こちらは、我が家の看板モルモットだったジャスティス。1月24日撮影


2017年6月26日月曜日

モルモットの歯ぎしりの意味

ここ数日、ジャスティスのブログから読者登録して楽しく読ませていただいていたジャスティスの日本の仲間たちのブログを、ジャスティスの後継者のブログを使って読者登録しなおしています。そこで、ジャスティスのブログの設定やアナリティクスなどをチェックしたのですが、ジャスティスのブログには、「モルモットの歯ぎしり」というキーワードで検索して訪れてくださった方がとても多いことがわかりました。

最近では、モルモットは機嫌のいい時にも歯ぎしりをするということが一般にも知られるようになりましたが、ジャスティスが若かった頃は、モルモットの歯ぎしりは機嫌が悪いシグナルだと言われていました。そんな時代に、ジャスティスが、うさぎさんは気持ちいい時に歯ぎしりするという獣医さんの書いた記事を読んで、自分も気持ちいい時にシュッシュッシュッというような音を立てて軽く歯ぎしりするという話をブログに書いたのが、サーチエンジンでよく拾われたようです。だっこの時に歯ぎしりするのを不思議に思ったモル飼いさんが多かったのでしょうね。

そういえば、ジャスティスは最後の日、私にだっこされている時にいつものように歯ぎしりをしました。前の晩、寝る前に大好きだったパプリカを食べたのを最後に食べられず、お水も飲めずという状態だったので、ご機嫌だったわけはないのですが、だっこはいいもんだねと言ったんだと思います。ジャスティスは、私にだっこされると誇らしげな顔をするだっこ好きな子でした。

写真は2月3日にだっこで草を食べているジャスティスです。


2017年6月24日土曜日

オーストラリア流牧草の作り方

ジャスティス一家が食べなくなったからといって、ジャスティスのベランダ菜園の草やアルファルファは成長を止めたりしないので、牧草(乾草)を作ることにしました。

オックスボーなどのアメリカのペット用高級牧草は、乾燥機を使って乾燥して、虫を殺すために放射線を当てていると聞いたことがありますが、もちろん、ここにはそんな立派な設備はあるわけもないので、今回は、オーストラリアの農家がふつう使っている全自動牧草乾燥機(太陽ともいいます(;^_^A))でアルファルファを乾燥させることにしました。



刈り取ったアルファルファをそこらへんに放り出したら、作業は終了です。オーストラリア産の牧草が安いわけですね。(;^_^A 晴れた日が三日続かないとカラッと仕上がらないので、お天気の様子を見て、刈り取りをするのがコツだと農家の方はおっしゃいますが、この辺には晴れない日はあまりないので、コツをはずすほうが難しいかもしれません。

お天気といえば、ジャスティスは、晴れた日にお出かけするのが好きでした。これは、4月27日に車で遠くのお医者さんへ出かけた時のものです。


2017年6月22日木曜日

アルファルファ発芽

芽が出ました。こないだ植えたリンゴの種ではなくて、それ以前に植えたアルファルファです。



ジャスティスのベランダ菜園にはアルファルファが5鉢あって、時々、おやつにしていました。アルファルファはカルシウムとタンパク質が多いのがよくないそうですが、具合が悪くなって草が食べられない子でもアルファルファなら食べることがよくあるので、非常食用に大事にしています。

このたび、ジャスティスの後継セラピストくんを迎えるにあたって、成長期の子どもにはアルファルファを多めにあげるものだろうということで、リバティーが来た時の種の残りを少しまきました。5年前はリバティーのために準備しましたが、結局、食にこだわりのなかったリバティーより、グルメで食にうるさいジャスティスのほうが喜んだような気がします。

ジャスティスは、最後までアルファルファのおやつを喜んでいました。写真は、5月5日。撮影


2017年6月18日日曜日

生まれたそうです!

ジャスティス(享年8歳8か月)より長生きのモルモットは、そうそういるものではありませんが、どうもウォルターズさんのところには、いつもジャスティスより年上のモルモットがいるようなので、ジャスティスの後継者には、ぜひ長生き家系の多そうなウォルターズさんのところの子をと企んでいた私。

昨日、ジャスティスの後継者候補が生まれていると教えていただきました。やったー!!! 今朝、写真も見せていただきました。かわいーのー。

ジャスティスのことをだっこできなくなってから、まだ二週間しかたっていないのに、もう2年ぐらいたったような気がするくらい、長い長い二週間でした。やはり、オーストラリアは草食動物の国なので、草食動物のいない暮らしは間違っています。(と私は思います。)

なんだか、ほっとしました。それでは仕事に戻ります。また締め切りに間に合わなさそうなので。ジャスティスがいたら、また睨まれていたと思います。

写真は、3月31日にカメラ目線でポーズをとったジャスティスです






2017年6月16日金曜日

オーストラリアでモルモットを売っているところ

8年半ちょっと前、私はジャスティスをペットショップで買いました。その頃、オーストラリアでは、動物の権利の活動家がペットショップの生体販売に反対する運動を精力的に行っていて、生体販売をしないペットショップというのがちょっとした流行のようになっていました。今では、すっかり、モルモットに限らず、生体販売はしないペットショップが主流になり、動物を売っているペットショップはあまりなくなりました。そこで、この国でモルモットを買おうと思うと、モルモットのレスキューをやっているところへ行くか、ブリーダーさんのところへ行くことになります。

5年ちょっと前にジャスティスのお嫁さんを探していた時に、モルモットのレスキュー団体から女の子を一匹救い出そうかと考えましたが、無理でした。というのも、モルモットのレスキュー団体は、それぞれの団体が設定した基準に合致するおうちにしかモルモットを売りません。そして、どの団体でも、モルモットは一匹では飼わないというのと繁殖はさせないというのを基準にしているのです。今回のジャスティスの後継者探しも、レスキュー団体からという選択肢はなしです。少なくともしばらくは、単頭飼いするつもりだからです。そこで、私はブリーダーさんのところへ行くことになります。

オーストラリアにはオーストラリアン・ナショナル・ケイビー・カウンシルというモルモット愛好者クラブの全国協会というようなものがあって、そのウェブから登録されたブリーダーさんのリストをダウンロードできます。でも、ふつうは、ブリーダーさん探しはFacebookかなにかでするのではないかと思います。私は今回、どうも長生きするモルモットをたくさん輩出しているような気がするウォルターズさんにお願いしました。日本のモル飼いさんにも有名ですが、オーストラリアではもーっと有名なので、たんなるペットを売ってくださいというのはちょっと気が引けましたが、ジャスティスが逝ってしまったばかりで気が動転している間に、どさくさに紛れて(?!)お願いしてしまいました。正気に戻った今となっては、「まだ生まれませんか?」と聞きたくても、恐れ多くて聞けません。。。

ジャスティス、ひがまないでね。



2017年6月12日月曜日

つらいので、リンゴを植えてみました。

いい年をしてなんですが、ジャスティスのごはんの時間が来たり、ジャスティスの好きだったお野菜を見たりすると涙が止まりません。これではいけないと思い、いずれやってくるジャスティスの後継者のことを考えて、気をそらす努力をしています。

そこで、思いついたのが、かじり木の栽培。子どもは、なんでもかじってみて遊びますよね。モルモットのかじり木に安全な木というのは、私はりんごしか知らないので、まずは、りんごの種をまいてみました。りんごは寒さに当てないと発芽しないのだそうで、まずは濡らしたペーパータオルに包んで、冷蔵庫へ。どれくらい入れておけばいいかわからなかったので、とりあえず、二日ほど。そして、ジャスティスのベランダ菜園の鉢に種を植えました。芽が出るといいのですが。。。



そういえば、ジャスティスが子どもの頃にもリンゴの種をまいてみたことがあります。芽は出ましたが、かじり木というよりは、細い食用の枝というようなものができました。

写真はジャスティスのベランダ菜園で採れた自家製パセリを食べるジャスティスです。(4月29日撮影)





2017年6月10日土曜日

ジャスティスの後継者

ジャスティスとジャスティスの家族以外は欲しくなかった私ですが、やはり、モルモットのいない生活は耐えられないので、ジャスティスの後継者を育てることにしました。我が家はいつもモルモットより先に名前が決まりますが、今回も名前の準備は完了で、モルモット待ちです。

ジャスティスはひがむかもしれませんが、文句があるなら帰ってきなさいと言いたいです。

でも、ジャスティスのこんな顔を見ると、おじいちゃんになったジャスティスは、ひがんだりしないで、穏やかに見ていてくれるような気もします。(2017年5月1日撮影)







2017年6月8日木曜日

ジャスティスのブログをどうするか

ジャスティスは私にいろいろなものを残してくれましたが、一番の貴重品はブログとブロ友さんだと思います。ジャスティスのブログ「モルモット*ジャスティスの意見」には、いつも大勢の人が訪れてくださって、ジャスティスのことをかわいがってくださいました。どうもありがとうございました。

ジャスティスのブログをどうしようかというのは、じつはジャスティスが年をとってきた去年から考えていました。当時は、まさか双子が先に行くとは思ってもいなかったので、双子の子どもたちのどちらかに引き継がせようかと考えましたが、フェアネスは無口だし、フリーダムは、あまりいろいろなことは考えない性格なので、とてもではありませんが、無理そうでした。

そうなると、ブログはジャスティスがいなくなったら終わりです。だとしたら、最後にかわいがってくれた人たちへご挨拶はどうするのか。ジャスティスに遺言でも書いてもらうのか。「モルモット*ジャスティスの意見」はジャスティスのものなので、ジャスティスが言うこと以外は載せたくありませんでした。どうしたらいいか決められずにいるうちに月日がたっていきました。

そして、5月3日の朝、ジャスティスは食べもせず、飲みもしなくなりました。でも、力はあって、とくにつらそうな様子もなく、頭もしっかりしていて、食べない飲まないのとお腹が張っていた以外は、いつもと同じ様子の朝でした。

そうやって、ジャスティスは私にシグナルを送ってくれつつも、まだしっかりしていたので、ジャスティスは引っ越し前にブログのお友だちに自分でお礼を言うことができました。ジャスティスのブログは、ジャスティスが自分で幕を引いておしまいになりました。

そんなわけで、6月2日以降にジャスティスにいただいたコメントにはお返事ができていません。ジャスティスに代わりまして、この場でお礼とお詫びを申し上げます。ジャスティスを最後まで応援してくださってありがとうございました。

写真は6月3日の夜、私がちょっと用事に立つ間、私の腕からおりて、ソファーベッドで横になっていたジャスティスです。



2017年6月7日水曜日

ジャスティスをお見送りしました。

昨日の朝、ジャスティスのお見送りをしてきました。ジャスティスの子どもたちが先月、お世話になった祭壇に昨日はジャスティスが。一か月に三回も火葬に来る人なんて、私ぐらいしかいないにちがいありません。あまりのことで、現実感がありません。




火葬から戻ってきたジャスティスは、愛する家族と合流しました。名前のプレートは上から、リバティー(Liberty)、フェアネス(Fairness)、フリーダム(Freedom)、ジャスティス(Justice)です。今まで考えたこともありませんでしたが、こうして全員の名前を並べてみると、モルモットの名前というよりは、スローガン。。。



2017年6月5日月曜日

ジャスティスの火葬の予約

昨日は日曜でしたが、ジャスティス家御用達の火葬屋さんは年中無休なので、ジャスティスの火葬の予約を取りました。5月にジャスティスの娘のフェアネスと息子のフリーダムを相次いで火葬に出したので、私の名前を名乗っただけで、ツーカーでした。べつにありがたくもありませんが。。。

フェアネスとフリーダムの時は、まだ暑い時期だったに火葬まで日数があったので、遺体が傷まないように火葬の日より前に遺体を引き取りに来てもらって霊安所で預かってもらいましたが、ジャスティスは火葬の日までうちに置いておくことにしました。冬ですし、火曜の朝の火葬まで2日だけのことなので、、、というのは、私の言い訳かもしれません。ジャスティスはまるで一休みしているだけのようで、呼ぶと返事をするのが私の耳には聞こえるので、とてもではありませんが、霊安所に送るなんて了承できませんでした。

今もジャスティスはいつも通り、ベッドで横になってのんびりしています。そろそろ、おやつの時間で催促に起きるのではないかという気がしてしまいます。

写真は、旅立つ前の晩におふとんにくるまって私にだっこされているジャスティスです。


2017年6月4日日曜日

ジャスティスが天国へ引っ越しました。

一昨日は、ふつうに暮らして、夜、いつものように寝たジャスティスですが、昨日の朝、ごはんも食べず、お水も飲みませんでした。おやつのお野菜やハーブをあげても口もつけず、流動食を口に入れても、モグモグしませんでした。

これで、ただ事でないことは明らかでしたが、ジャスティスはいつも通り力強くて、すぐに命に別条があるわけではなさそうだったので、歯とお腹をチェックしました。歯はきれいでしたが、お腹がパンパンでした。

ジャスティスは、前日、いつもより微妙に多めのおやつを食べたような気がしますが、それにしてもお腹が張るのはおかしいので、とりあえず、お腹が張った時にいつもするようにマッサージをしながら、病院が開くのを待ちました。

マッサージはすぐに効いて、ガスが出て、ふんもたくさんして、お腹の張りがとれたので、ジャスティスが食べ始めるだろうと思ったのですが、ジャスティスは食べもせず、飲みもしませんでした。微量の尿が出て、血尿だったので、これは病院に連れていって、尿道炎の可能性を調べてもらわないとと思い、予約をとって、自分が出かける準備をするのにジャスティスをベッドに戻そうとしたところ、いやがるように動いて、けいれんを起こしました。3秒近かったと思います。長いけいれんでした。

そこで、ジャスティスをベッドに帰すのはやめて、だっこしたまま、できる用事だけ済ませました。ジャスティスの足の裏が冷たいし、けいれん、食べない、飲まないと考えると、これは、ジャスティスの寿命がきたかもしれないと思いました。でも、ジャスティスは力強いし、頭もしっかりしていて、いつも通り、自分の意見をちゃんと主張するので、尿道炎で食べられない可能性がゼロではないかもしれないじゃないかと自分に言い聞かせ、病院に連れて行きました。

病院で受付を済ませると、看護師が二人やってきて、「トリアージをします」と言うのです。救急病院でもないし、エキゾチックの医者が一人いるだけの病院で、予約も取ってあるのにトリアージでもないだろうと思い、なんのためにするのかと聞いたところ、「生きているかどうかチェックするためです」との返事。

白人のオーストラリア人は、相手が有色人種とみると、いけしゃあしゃあとそういうことを口にしますよね。アジア人が白人に同じことを言ったら、絶対に大騒ぎになるでしょうに。まぁ、ベッドに横になって、ふとんをかぶっておとなしくしているモルモットなど見たことがなかったのかもしれませんが。

トリアージはお断りして、医師が来るのを待って、心臓と肺の音を聞いてもらいました。モルモットを診たことがない医者だとしても、ふつうそれくらいはできるので。結果、心拍がモルモットにしては、とてもゆっくりだと言われました。これは老衰で間違いなさそうでした。

医者は、メサドン(オーストラリア人が大好きなヘロインの代用の麻薬)を注射したら不快感がなくなると思うけどと言いましたが、ジャスティスはとくにどこも痛くなさそうなのに、注射で痛い思いをさせるのはいやなので、お断りして連れて帰りました。

帰ってからのジャスティスは、アクアコールを一口二口飲んで、大好きなベビーフードをちょっとなめた以外、あいかわらず飲まず食わずでしたが、いつもどおり身体や手足に力があって、頭もしっかりしていました。なので、いつも通り、一時間弱、モ留守番してもらうことにして、食料品などのお買い物に行きました。

私が帰宅してからのジャスティスは、ベッドの中で頭を上げて私のことを追うので、だっこして過ごすことにしました。いっしょにおふとんをかぶっていたら、冷たかったジャスティスの足が温かくなりました。ジャスティスがうとうとし始めたので、ベッドでゆっくり寝たいかと思い、ベッドに返したのですが、私のことをじーっと見てばかりて、ちっとも寝ないので、結局、まただっこして、時々、アクアコールやおミカンジュースや流動食をあげると一口二口モグモグして、夜遅くまで過ごしました。

夜遅くなって、私も疲れたので、ジャスティスをお腹に乗せて、いっしょにふとんをかぶって横になりました。ジャスティスが若い頃はいつもこうやって、私の朝の二度寝で、寝過ごさないようにジャスティスに付き合ってもらっていました。

ジャスティスは、深夜から、時折、咳ともしゃっくりともつかないものをするようになりました。ジャスティスが回復してくれるのが第一希望ですが、それがかなわないなら、せめて苦しむことがないようにと思っていました。

明け方近く3時20分過ぎだったはずですが、咳の感覚が短くなってきたので、私は起き上がってジャスティスを膝に乗せ、片手をジャスティスの枕にし、反対の手で体をさすったところ、すぐにせきが止まりました。マヌケな私は咳が止まってよかったと一瞬、思いました。ジャスティスの顔を見たら、目の光がいつもと違いました。ジャスティスのことを呼んで、身体をゆすりましたが、もう力はありませんでした。病気のモルモットと違って、ジャスティスは最後まで力がありました。つけっぱなしだったテレビを見たら、3時24分の表示がありました。

ジャスティスは子どもの頃から、いつも私のことをじっと見ていて、私がジャスティスに背中を向て用事をしていると、怒って、自分も私に背中を向けて、壁をじっと見つめているような子でした。お庭のある家に住んでいた時は、お庭の芝生で日光浴がてらのお食事を毎日40分は楽しみましたが、ジャスティスは、私が膝立てして座っている足の下に隠れながら草を食べているにもかかわらず、大きな音がしたりして驚くと、ひざの下から飛び出してきて、私の腕に飛び乗るのが常でした。

車にもバスにもフェリーにも乗って、どこへでもいっしょに行きました。スーパー、カフェ、レストラン、病院、ロースクール、バリスターのチェインバース、裁判所、ホテル、モーテル、B&B、ビーチにブッシュ。いろんな人に会って、だっこしてもらったり、なでなでしてもらいました。人当たりが良くて、うちにお客さんが来ると挨拶しに出てきては、人見知りもせずなでてもらっていました。私といっしょに引っ越しも3回しました。

私の自慢のモルモットでした。私のところに来てから、8年6カ月2週間。ジャスティスがいたから、生きてこられました。Love you, Justice. You know it. You are the best piggie in the world. 今でも、ジャスティスが私に愛してるるるるるーの歌を歌ってくれてるのが聞こえます。

写真は病院から帰ってきて私の膝の上で休んでいるジャスティスです。