2017年9月28日木曜日

成長期のモルモットに適切な食事を考える

最近、オックスボーからいろいろ新製品が出ているようなので、久々にオックスボーのウェブサイトに行ったのですが、そこで、驚くべき発見をしました。

ジャスティスが子どもの頃は、オックスボーの子どものモルモット用のペレットは1歳までで、1歳を過ぎてから大人のモルモット用のペレットをあげるようにと書かれていました。それが、今は、子ども用ペレットは6か月まで。大人用ペレットは6か月までの子どもにはあげないようにと書かれていました。

時代とともに、子育ての常識は変わるものですね。これは、最新の常識を仕入れなければなりません。

モルモットの食事内容を考えるのに私が参考にしているサイトはいくつかあるのですが、まず、一番、かんたんなのが、ジャスティスたちがかかっていたことのある獣医さんのサイトにあるモルモットのページで、中でもビタミンCの計算機を便利に使っています。モルモットのページはこちら。ページの真ん中あたりにタブが4つあって、一番右がビタミンCの計算機、右から2番目のタブでケアガイドのシートをダウンロードできます。

ビタミンCの計算機は、モルモットの体重を入力して、状態(成長期、妊娠中等)を選ぶと、必要なビタミンCの量が出てきます。さらに、ドロップダウンメニューから、野菜や果物の品名を選んで、重量を入力すると、どれだけビタミンCが含まれているかが計算できて、必要量との差も表示されるという優れものです。もちろん、これは目安にするだけですが、私の場合、時々、目から鱗ということがありました。

それから、ジャスティスが子どもの頃は、Guinea Lynxというサイトをよくチェックしていました。このサイトはビタミンCの計算機の獣医さんもチェックしているくらいで、信頼性の高いサイトだとは思うのですが、最近どうも訳が分からなくなってしまいました。というのも、このサイトは、モルモットの食事に含まれるビタミンCの他に、カルシウムとリンのバランスを重視しているのですが、モルモットに適切なカルシウムとリンのバランスを解説していたページがなくなってしまったようなのです。(私の見落としかもしれないので、見つけた方はぜひ教えてください。)

ジャスティスが子どもの頃にあったページによると、カルシウムはリンがなければ吸収されずに体外に排出されることになり、その過程で結石を作ってよくないので、カルシウムを体内に吸収するのに必要な量のリンを取らなければならず、その比率はカルシウム量1.5い対しリンが1だというものだったと思います。ですが、その解説のページがみつからないということは、この比率も今の研究では変わってきているのかもしれません。

ジャスティスが子どもの頃から変わらずにあるのは、牧草の栄養価のチャート(こちら)です。タンパク質、カルシウム、リン、マグネシウム、それにカルシウムとリンの比率が載っています。これを見ると、モルモットによいと言われるチモシーは、ブルーグラスやフェスクやオーチャードグラスや小麦などと、特にかわりはないようです。大麦やオーツはチモシーよりカルシウムが少なくて、かえってよさそうにも見えます。というわけで、私は、イネ科の草ならあまり種類を気にせずに手に入るものをあげてきましたが、今後もそれでよさそうです。

もう一つ、野菜と果物の栄養価のチャート(こちら)もジャスティスが子どもの頃からありました。ただし、情報量は、今のチャートほどではなかったと思います。これは、カルシウムとリンの比率を見るのに時々、チェックしますが、カルシウムとリンのバランスに加えて、ビタミンCの必要量を計算するなどという面倒なことは私にはとうてい無理なので、ジャスティスが子どもの頃から、なるべくいろいろなものを少しずつあげることにしています。

というわけで、どうやらペレットの切り替え時期以外は、とくに変わったことはなさそうです。

写真は、2016年6月9日撮影の小麦を食べるジャスティス




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